動植物オイル
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◆ vol. 00083 ◆ date 2004.03.05
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このところ、慌ただしく毎日が過ぎ去っていきます。
おまけに3月の最大イベントの確定申告の期日がすぐそこに・・・。
まだ何も手をつけていないというのに、、、(--;
やはり日々のコツコツとした積み重ねが大切ですね!
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近々、この2つのblogを統合するかも・・・。
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オイル (4)
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厳密なことを言えば切りがないとは思いますが、前回までの説明で、油脂
の種類とその特性についてのアバウトなイメージをお持ちいただけたでし
ぅようか。
前回のオイル(3)のフォローの意味を込めて、とても参考になるサイトが
あるのでご紹介します。
★マダムSHABADDAのobasan-館
http://www.ne.jp/asahi/madamshabada/obasan-kan/ (トップページ)
http://www.ne.jp/asahi/madamshabada/obasan-kan/text/labo/newlabo/recipe/set/secream.html
このページの
OILの話〜madam的油脂選択考〜
OILの脂肪酸組成表
HOW TO オイルのブレンド
※オイルのお話しもユーモアたっぷりに独特の視点で分かりやすく解説
されています。どうやら本職は漫画家の方らしいです。
さすが表現力が違います。。。ほんと、必見おすすめサイトです!
★アルティメイトオイルブレンド
http://www.re-karada.com/n_oil/no_03.html
☆石けん百科
http://www.live-science.com/honkan/theory/compo02.html
☆脂質・脂肪酸・・・
ここのサイトのイラストが分かり易いような・・・
http://www.zakkaya.com/eiyou/shishitsu.htm
☆楽しい高校化学
特に手作り石けんをされる方には参考になるかも・・・
http://www2.yamamura.ac.jp/chemistry/chapter5/lecture11/lect5111.html
■脂肪酸(前回の補足)
代表的な脂肪酸の説明です。
1.飽和脂肪酸
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▼ステアリン酸:
ほとんど全ての動植物オイルに含まれるが、特に動物油と植物油では
ココナッツオイル(ヤシ油)、ココアバターなどに多く含まれる。
石けんを硬くする目的で使われる。
乳化剤としてクリームを作るときに使われる。
▼パルミチン酸:
ほとんど全ての動植物オイルに含まれるが、特に動物油と植物油では
ココナッツオイル(ヤシ油)、蜜蝋などに多く含まれる。
石けんを硬くする目的で使われる。
クリームの光沢や粘度を高めるときに使われる。
▼ラウリン酸:
パームカーネルオイル(パーム核油)に多く含まれる。
石けんをの泡立ちアップの目的で使われる。
2.一価不飽和脂肪酸(n―9系列脂肪酸または、オメガー9)
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一般的にこの一価不飽和脂肪酸を多く含むオイルは粘度の高いオイルで、
皮膚への吸収が穏やかなためしっとり感が持続する。
▼オレイン酸:
悪玉コレステロールだけを下げる効果がある。
オリーブオイル、キャノーラオイル(菜種油)、アーモンドなどに多く
含まれる。
人間の皮脂に近い組成をもつ酸なので、肌によく馴染み、角質の潤いを
保つセラミドの働きを助ける。
▼パルミトレイン酸:
マカデミアナッツオイル、ヘーゼルナッツオイル、アボガドオイル、
馬油などに多く含まれる。
人間の皮脂の中にも含まれている酸なので、非常に馴染みが良く、
年齢と共に失われていく自身のパルミトレイン酸を補う。
そのため、乾燥や老化肌に効果的。
3.多価不飽和脂肪酸
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一般的にこの多価不飽和脂肪酸を多く含むオイルは粘度の高いオイルで、
皮膚への吸収が早いためサラっとした使い心地となる。
体内で合成できない必須脂肪酸で、酸化が早いのが特徴。
▼リノール酸(n―6系列脂肪酸または、オメガー6)
グレープシードオイル、月見草オイル、ポリジ(ポラージ)オイル、
ローズヒップオイルなどに多く含まれる。
肌に対しては皮膚の再生作用がある。
また、免疫系を強化し、ホルモンバランスを整える
しかしながら、リノール酸の摂りすぎは炎症を抑える働きのGLA
(rリノレン酸)の産生を抑えるため 花粉症やアトピー性皮膚炎
などのアレルギー症状を悪化させる恐れがある。
▼rリノレン酸(n―6系列脂肪酸または、オメガー6)
ポリジオイル(ポラージオイル)、イブニングプリムローズオイル
(月見草油)に特に多く含まれる。
神経性皮膚炎や皮膚のかゆみを抑え、トラブル肌に有効。
角質層のバリア機能を修復。
また、ホルモン系にポジティブに反応。
▼αリノレン酸(n―3系列脂肪酸または、オメガー3)
通常、リノレン酸といえば、このαリノレン酸のことを示す。
ローズヒップオイル、亜麻仁油、しそ油、えごま油などに特に多く含
まれる。
αリノレン酸は、体内で代謝されることでDHA(エイコサペンタエン
酸)とEPA(ドコサヘキサエン酸)になる。
炎症を抑制したり、皮膚再生効果が高いく、肌の活性化に有効。
花粉症やアトピー性皮膚炎などのアレルギー症状を緩和する。
本当にオイルは奥深くで難しい。。。
次回につづく。
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※手作りレシピを実行される方へのお願い
本マガジンの内容を実行される方は、ご自身の責任範囲でお願いします。
分量もお好みに応じて適当にご調整ください。
万一トラブルなどが発生しても、私には責任を負いかねます。
肌が敏感な方や気になる方は、使用前に腕の内側などでパッチテストを
行うことをお勧めします。
特に妊娠中の方の精油のご使用につきましては、充分ご注意ください。
また、保存期限は各自保管状況で大きく異なってきます。
できるだけ早期に使い切ることはもちろん、おかしいな?と思われたら、
直ちに使用を止めてください。
以上のことをよくご理解のうえお願いします。
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