ハーブ:ハーブに含まれる有効成分の抽出方法(1)
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◆ vol.00107 ◆ date 2005.05.27
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◆ 今日のトピック
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ハーブ・その5
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■ハーブに含まれる有効成分について
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【水溶性の有効成分と油溶性の有効成分の抽出方法】
▼水溶性の有効成分抽出方法(使用方法)
1.浸出液
2.パック
▼油溶性の有効成分抽出方法(使用方法)
3.浸出油
▼水溶性と油溶性の有効成分を同時に抽出する方法
4.チンキ
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▼水溶性の有効成分抽出方法(使用方法)
→基本的に、水溶性成分は水で抽出します。
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1.浸出液(つまりは、ハーブティー)
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◎材料と作り方:
・ドライハーブ..2〜3g程度 ※市販のティーバック1袋分が目安
・熱湯..........100ml程度
1)耐熱容器(ホーロやガラス製など)にハーブと熱湯を入れ、蓋
をして15分〜30程度蒸らします。
※有効性分を充分に侵出させるためには、侵出液に使用する水は
ミネラル分の多い硬水は避けます。
※使用するハーブによっては、浸出するだけでなく煮出すことで、
一層ハーブのエキスを引き出すことができます。
※タンニンの抽出を控えたい場合は、熱湯抽出ではなく、60度以
下のぬるめの湯か水を使用します。
但し、その際は、抽出時間を通常より長くします。
※基本的に日持ちはしませんので、できるだけその日限りで使い
切るか、翌日に持ち越す場合は冷蔵庫で保存します。
◎参考レシピ:
これから夏に向けてのオススメレシピは、ウィッチヘーゼル(ハ
マメリス)の抽出液を使用したものです。
ウィッチヘーゼルは(ハマメリス)は、優れた収れん作用や抗酸
化作用に加えて、炎症作用や抗菌作用もあり、汗ばんだり、日焼
けしたりするこれからの季節に最適なハーブのひとつです。
(拭き取り化粧水)
・ウィッチヘーゼル(ハマメリス)....3g程度
・熱湯..............................100ml
・ハチミツ..........................小さじ1/2
・にがり............................小さじ1/2
作り方は、上記を参照ください。
◎応用メモ:
・グリセリン、ヒアルロン酸、ベタインなどの保湿剤を加えて
手軽な化粧水として。
・クエン酸やビネガーを加えて手軽なリンスとして。
・浸出液に適しているハーブ例:
ジャーマンカモミール、ラベンダー、ペパーミント、
ローズ、リンデン、緑茶、スギナ、エルダーフラワー、
その他、ユキノシタやソウハクなど漢方で使用される薬草
・参照URL:
http://saezuli.jp/kc/kc02_zairyo04/index.html
http://saezuli.jp/kc/kc03_recipe01/base0307.html
http://saezuli.jp/kc/kc03_recipe01/base0308.html
次回は、「水溶性の有効成分抽出方法(使用方法)」の続きです。
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◆ 編集後記
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まもなく、またひとつ歳を重ねます。
こうやって元気に誕生日を迎えることができるのは嬉しいことですが、
ふと冷静に自分の年齢を考えると少し怖い気がします。
いつの間にこんなに歳になってしまったのだろうか・・・と。
外見上はともかく精神的成長がまるで見られないのに・・・です!(笑
自分の年齢を必要以上に気にして、そのことに縛られてしまい、結果と
して自分自身で自分の世界を狭めてしまうのは嫌ですが、少しは、人格
的な成長もしていかないと・・・ですね。
そして、胸をはって、「年の功」を叫びたいと思います!(笑