植物オイル(ベジタブル,キャリアオイル)
ヒマワリオイル
(サンフラワーオイル)
特徴/性質
ヒマワリオイルには、高リノール酸タイプと高オレイン酸タイプがあります。
高リノール酸タイプのヒマワリオイルは乾性のオイルで、にきび肌や湿疹のできやすいトラブル肌、脂性肌に向いています。
一方、高オレ イン酸タイプは不乾性のオイルで、肌にやさしくすばやく浸透し、非常にのびがいいオイルです。
どちらもビタミンEの含有量が高いのでフリーラジカルから細胞膜を保護する働きがあります。
主な作用(高リノール酸)
- 皮膚軟化作用
- 抗炎症作用
- 抗酸化作用
主な用途(高リノール酸)
- 美容オイル
- マッサージオイル
- クリーム
- クレンジング
- その他、さまざまなスキンケアに
成分(高リノール酸)
- 脂肪酸主成分:
多価不飽和脂肪酸(リノール酸) - 脂肪酸副主成分:
一価不飽和脂肪酸(オレイン酸) - その他脂肪酸:飽和脂肪酸
- 微量脂肪成分:ビタミンA, D, E, ミネラル, カルシウム, 亜鉛, カリウム, 鉄分, リン
ひとこと
高リノール酸タイプのヒマワリオイルは、ビタミンEを含んではいるものの、不飽和脂肪酸の割合が高いため、酸化を防止する意味でホホバ油などの安定したオイルとブレンドしたほうがいいかも。
主な作用(高オレイン酸)
- 皮膚軟化作用
- 抗炎症作用
- 鎮静作用
- 抗酸化作用
主な用途(高オレイン酸)
- 美容オイル
- マッサージオイル
- ベビーオイル
- クリーム
- クレンジング
- 石けん
- その他、さまざまなスキンケアに
成分
- 脂肪酸主成分:
一価不飽和脂肪酸(オレイン酸) - 脂肪酸副主成分:多価不飽和脂肪酸(リノール酸)
- その他脂肪酸:飽和脂肪酸
- 微量脂肪成分:ビタミンA, D, E, ミネラル, カルシウム, 亜鉛, カリウム, 鉄分, リン
ひとこと
高オレイン酸タイプのヒマワリオイルは、オリーブオイルと類似しているため、オリーブオイル苦手な人には代用としても最適です。
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「キッチン・コスメティックス」より
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