気軽に楽しむ手作り化粧品と自然派生活

手作りする自然化粧品素材の基礎知識:材料説明

植物オイル(ベジタブル,キャリアオイル

植物オイルは、ベジタブルオイル, キャリアオイル, ベースオイルなどさまざまな呼び方がありますが、手作り化粧品を作るうえで欠かせないとても重要なアイテムのひとつです。
アロマテラピーでは、キャリアオイルとかベースオイルなどと言いますが、その役目は原液で使用できない精油を希釈し精油の成分を穏やかに皮膚に浸透させることです。そして、単なるキャリアとしての働きだけでなく、キャリアオイルそのものの成分や働きにも注目されています。
植物オイルを理解すれば、それだけ自分に合ったスキンケアをすること、または手作り化粧品を作ることが可能です。
上手に植物オイルと付き合うことで、日常のスキンケアにとても役立つことと思います。
私の視点で植物オイルについてまとめていますので、よろしければ参考にしてください。

鉱物オイル(ミネラルオイル)
植物オイル(ベジタブルオイル、含動物オイル)

※オイル購入時と使用上の注意:

1)オイルは、食用でも化粧用でもできるだけ常温搾り(低温圧搾り)のもの(溶剤抽出や高温搾りでないもの)を使用しましょう!
高温搾りや溶剤抽出法では精製の際に使用される溶剤(化学物質)が残留していたり、貴重な成分が除去されてしまっていたりする場合が多く、また、過度の圧力と加熱は本来害のない天然のcis-脂肪酸をTrans-脂肪酸(健康を害すると言われている)に変化させることがあるからです。 (最近一部でマーガリンが体によくないとか言われている理由はここにあります...もちろん、要は製造過程の問題なので全てが悪いわけではありませんが。)

2)植物オイルには、植物から抽出したオイルを純粋にそのまま使用する「未精製オイル」や色素やある特定の成分を取り除いた「精製オイル」がありますので、用途に応じて選択しましょう。

3)酸化したオイルの使用は絶対に止めましょう!
百害あって一里なし・・・です。
油臭さを感じたら要注意です。
また、酸化の進み易いオイルは、使用する状況にも充分注意を払うようにしてください。
特に紫外線を強く浴びたり高温多湿の環境では、通常よりオイルの酸化を促進する恐れがあります。そのような場合は、できるだけ酸化の早い不飽和脂肪酸(特に多価飽不和脂肪酸を多く含むもの)系のオイルの使用を控えることをお勧めします。

 

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