基剤、補助剤、他
クレイ
クレイには産地や成分により実にさまざまな種類があり、効能もそれぞれです。
シリカ(ケイ土)、マグネシウム、鉄分、カリウム、ナトリウムなど
スキンケア(パック、パウダー、入浴剤)
ヘアケア(パック、シャンプー)
湿布
老廃物除去、殺菌、美白、新陳代謝促進、鎮痛など
※いろいろな種類のクレイを使い分けることができればベストですが、そんなに何種類ものクレイはなかなか揃え切れないという方も多いことでしょう。特別なケースを除きキッチン・コスメティックスで使っているクレイは、一般的に入手し易く、私が使い易いと思っている「ねんどの粉」(日本製モンモリロナイト)を使用しています。
★参考までに...
クレイには用途別にグレードがあります。
メディカルグレード(クレイセラピーなどで内服に用いる)、コスメティックグレード(通常のスキンケアに用いる)、テクニカルグレード(不純物が多いためスキンケアには使用を避けたほうが好ましいとされているもの)となっているようですので、ご使用の際にはご注意ください。
もっとも、現在国内で入手できるようなクレイはほとんどが、スキンケア用だとは思いますが。
産地別(といっても実際には一つの産地とは限らないから種類別というべきかも)に大別すると、次のようになるようです。
カオリン :中国
モンモリロナイト:フランス、日本、アメリカ
ベントナイト :アメリカ
フレンチ :フランス
また、同じ産地(種類)のクレイでも成分の量により色が違い、その性質も若干違ってきます。
例えばフレンチクレイも以下のようになります。
ホワイト
解毒・洗浄効果などで作用の最も強いクレイ。
オイリースキン、ニキビ肌の人に最適。
ボディパック、クレイバス、患部への湿布などに...
クレイセラピーの内服に用いる際にはたいていこのクレイを使います。
イエロー
グリーンクレイと同等の作用を持ちながらも使い心地のソフトなクレイ。
オイリースキン、ニキビ肌の人に最適。
フェイス・ボディパックなどに...
レッド
鉄分・脂分を多く含むクレイ。
このクレイの色は鉄分を多く含む証拠ですね。
ドライ、センシティブ、オーバーエイジなお肌に最適。
フェイス・ボディーパック、クレイバスなどに...
ピンク
ホワイトとレッドのブレンド。
すべてのお肌に使えます。
使い方も フェイス・ボディ・ヘアなどへのパック、パウダーなどに...
ホワイト
最もマイルドなクレイ。 敏感肌の方にもおすすめ。
パックやパウダーとして全身に使えます。