基剤、補助剤、他
ビーワックス
(みつろう)
ミツバチの巣から採取される天然ワックスです。
温めることで植物オイルと解け合う性質を利用して軟膏やクリームを作るときに使用します。
有効成分
- パルミチン酸メリシル(ロウエステル)
- プロポリス
- ビタミンAなど
主な用途
- バーム(軟膏)やクリームの基剤
主な作用
- 皮膚保護作用
- 保湿作用
- 皮膚柔軟作用
メモ
精度の低いミツロウ(黄色っぽい)と高いミツロウ(白っぽい)があります。
基本的にどちらも作用は同じですが、
精度の低いミツロウは、甘いハチミツの香りさまざまな微量成分をより残しているため、少しクセのある感じになります。個人的にはこちらの方が好きですが、精油の香りなどをより大切にされたい場合などは、精度の高いものを使用した方がよい場合もあるかもしれません。
最近は手作りクリームには、お手軽な植物性ワックスが主流になっていますが、より安全性を追求するのであれば、ミツロウを使用したクリームをお勧めします。100%天然素材でお肌に優しく、ミツロウそのものにある種の穏やかな作用もあります。
参照