チンキ(TINCTURE)
材料
- アルコール水 .........100ml
(濃度25〜35%のアルコール) - ハーブ
a)生の場合..................50〜60gくらい
b)ドライの場合............15〜20gくらい
作り方
- ハーブを細かく切り、ハーブとアルコール水を密封容器(ビン)にいれる。
(ハーブを瓶いっぱい(8〜9分目くらい)にして、アルコール水でひたひたに漬かる感じ・・・) - 湿気のない冷暗所で2週間保存する。
- 2週間後、モスリン布やコーヒーフィルターなどで濾したら、遮光瓶に入れて保存する。
ワンポイントメモ
使用するアルコール水について:
30度前後のウォッカやホワイトリカー、無水エタノールを精製水で30%程度の濃度に薄めたものでもOK
(素材によっては40度以上のアルコール溶液)
使用するハーブについて:
カレンデュラ(マリーゴールド)、スギナ、ネトル、エルダーフラワー、マシュマロー、リンデン、ローズ、ウィッチヘーゼル、など。
その他ドクダミ、ハトムギなどの漢方茶などで作っても!
ラベンダー、カモミール、ヒース、セントジョンズワート、ジュニパー、ローズマリーなどはできれば、40度程度のアルコ−ル溶液を使ったほうが抽出されやすいらしい。
効能
チンキに使用するハーブによる。
ひとこと
花、茎、葉などの柔らかい素材は比較的成分の抽出がされやすい ようですが、樹脂や木の実、ハーブの芽など比較的ハードな素材 を使用する場合、アルコール濃度を強めて作ってみてください。
アレンジ
マイルドにしたい場合は、使用する際に軽く湯煎にかけアルコール分をとばすか、邪道かもしれないけれど、日本酒を使ってもいいかも。但し、成分の抽出は弱まります。
また、肌が極端に弱くアルコールにも敏感な方は、成分の抽出能力はさらに弱まるかもしれませんが、アルコールをビネガーに代えて作ることもできます。
または、1,3ブチレングリコールという植物エキス抽出剤を使用するといいかもしれません。こちらのサイトなどで取り扱っています!
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